また静寂の食卓が続く。

5分ほどして。

「飯、おかわり」

言う建布都。

間髪入れず。

「飯、大盛りでおかわり!」

龍太郎が叫ぶ。

「飯、おかわり」

「飯!大盛り!」

「飯、おかわり」

「飯!特盛り!も、超特盛り!」

何張り合ってんだお前ら。

「飯、俺も特盛り」

「なら俺メガ盛り」

「俺じゃあ銀河系盛り」

「俺星雲盛り」

「だったら俺百万光年盛り」

「んじゃあ俺はイスカンダル盛り」

学食のオバチャン、どうやってご飯をよそえばいいのか困惑。

ついには龍太郎と建布都、席を立ち上がって睨み合う!

「「喧嘩売ってんのかこの野郎っっっ!」」

ええ、売ってます。