今日から一年生だけどチョーやりずらい。
 でも大丈夫なとこも一つある。
 唯一の女の子は私だけじゃなかった。
「あの時名前言ってなかったよね…一ノ瀨レナっていうの「レナ」でいいからね」
「私は神野翠。「翠」でいいから。女の子同士仲良くしようね☆」
「はいっ。ところで翠か見下ろしましたよね」
「レナわかる~?か見下ろしてみたんだけどどうかな?」
「似合ってますよすごく」
 私たちはかなり大声で話していたらしく廊下まで筒向け。
 だんしのめせんをあつめていた。
「ねぇねぇ、レナはどんな男子がタイプ?」
「えっ、え~とね~、優しくてなんでもかっこいい男子かな?」
「私は、入学式に私の隣にいた人かな?」
「わー、選びすぎー」
「翠ちゃん!!」
 いきなり背中をたたかれたのでブック利して叫んでいた。
「二人の話筒抜けだよ?ここの壁薄いんだよね~。あと、約束通り名前教えるから来て」
「?」
 名前を隠さなきゃいけない理由でもあるのか?と思いながらついて行ったらそこは使っていない空き教室だった。
「ガチャ」
 鍵を閉めたのか?と振り返ると、
 身動きが取れない状態で倒れていた。
「さて…その体でも貰おうかな…」