「美海、ここの繁華街は俺等がよく利用してんだ。でも、ここは美海一人で歩くなよ?絶対に。」
「なんでですか?」
「俺のお姫様だから。」
「ふ…ふざけないでください!」
美海はほっぺたを
膨らませてそう言った。
「ふざけてない。美海姫、なんか欲しい物はありませんか?」
「その呼び方辞めてください!ありません!」
美海は顔を真っ赤にして言った。
「ごめんごめん。欲しい物無いならお詫び兼恋人の証であれ買ってあげる」
そう言って俺はアクセサリー屋のショーウインドに飾ってあるネックレスを指さした。
「あんな高そうなものいりません!!」
美海は慌て答えた。
「俺が買うんだからいいの。入るぞ」
美海の腕を引っ張って店に入った。


