「海斗さん・・・早いです・・」
美海の震えた声を聞いて俺はハッとした。
「あぁ・・・ごめんな?」
「い・・・いえ」
玄関までは美海の歩くペースに合わせて歩いた。
玄関につき、美海を見るとさっきは気づかなかったがリボンがちゃんと結べていなかった。
「美海、リボン結べてないよ?」
「・・・・・?」
美海は首を傾げていた。
リボンの意味もわかってないみたいだった。
俺はしゃがんで、美海のリボンを綺麗に結び俺が結んでいるのを真剣に見ていた。
「・・・ありがとうございます!」
美海は可愛らしく笑顔を浮かべた。
「美海・・・可愛い」
俺はつい美海を抱き締めていた。


