海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】



「じゃあ俺が美海に案内する~!!」


「いや、いい俺が行く」


「でも俺が先に言ったんだから俺が行くぅ~!」




光は譲らない。




「光~。二人の初デートを邪魔しちゃだめだよ~。」




譲らない光を悠が制した。




「俺が先なのに~」




ブツブツ悠は呟いていた。




「何かあったら連絡しろよ?」




悠はいつもと違って真剣に言った。


今日町で俺と美海が歩くことによって、美海は他のチームから狙われるようになるだろう。


しかも記憶喪失なので危険が多い。


だから悠は言ったのだろう。



「じゃあ美海行くぞ・・・あ、着替えなきゃな」



そう言って俺はクローゼットを開いた。


あいつに合うのは・・・・



俺は前でリボンを結ぶタイプのワンピースとパンプスと上に羽織るライダースを選んだ。




「これ、着て」


「わかりました。」



俺達は美海が着替えるので一旦部屋を出た。




「美海、似合うだろうな~♪」



光はさっきのことは忘れ上機嫌だった。