「美海、やるか?」 「はいっ!」 気を取り直して私はさっきの海斗さんの様に構えすくう体勢に入った。 素早く水に入れ、さっと金魚をとろうとした・・・が、中々金魚は捕まらず呆気なく逃げられて長時間水の中に入れていたせいか、紙が破れてしまった。 「もう一つ」 海斗さんはおじちゃんにお金を渡し棒を受け取り、さらにその棒を私が受け取った。 「がんばります!!」 私はそう意気込みを入れ、再び構えた。