「いきなりイチャイチャすんなよ~!!今日は美海と俺のイチャイチャタイムの日なんだからな!!」
「黙ってろ」
光は俺の耳元でワンワン犬の様に叫んでくる。
「美海、海斗なんてやめ「あらあらあら!まあまあまあ!」」
光の言葉を遮って後ろから聞こえた声は聞き覚えのある声だった。
俺達は一斉に後ろを振り向いた。
「母さん・・なんで・・」
驚きの声を上げたのは悠だった。
「知り合いの海の家の手伝いに来てたのよ!それにしても奇遇ね!ちょうど人手不足だったのよ~!」
テンションの高いこの女の人は優のお母さんだった。
「母さん・・・」
「ねえ、悠、光くん、海斗くん、亜季くん、滝さん?手伝ってくれるわよね~?フフフ」
「あっ、俺!今日サーフィンの習い事が!!」
黒い笑みを浮かべる優のお母さんにまず、抵抗したのは光くんだった。
下手な嘘・・・。


