海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】




「いきなりイチャイチャすんなよ~!!今日は美海と俺のイチャイチャタイムの日なんだからな!!」






「黙ってろ」





光は俺の耳元でワンワン犬の様に叫んでくる。







「美海、海斗なんてやめ「あらあらあら!まあまあまあ!」」






光の言葉を遮って後ろから聞こえた声は聞き覚えのある声だった。






俺達は一斉に後ろを振り向いた。






「母さん・・なんで・・」




驚きの声を上げたのは悠だった。





「知り合いの海の家の手伝いに来てたのよ!それにしても奇遇ね!ちょうど人手不足だったのよ~!」





テンションの高いこの女の人は優のお母さんだった。

「母さん・・・」





「ねえ、悠、光くん、海斗くん、亜季くん、滝さん?手伝ってくれるわよね~?フフフ」





「あっ、俺!今日サーフィンの習い事が!!」





黒い笑みを浮かべる優のお母さんにまず、抵抗したのは光くんだった。







下手な嘘・・・。