「ここよ・・。中は何も美香が死んでから変わってないわ・・。」 それだけ言って、由香さんは立ち去っていった。 ガチャッ 何も言わず、美香さんの部屋への扉を亜季さんは開けた。 可愛い・・お部屋・・。 美香さんのお部屋もまた真っ白で、フリフリのレースの小物やピンクの小物が部屋中に置いてあった。 亜季さんは懐かしそうに目を細めていた。 部屋には生前美香さんが使っていたのだろうコップや、出しっぱなしの勉強道具が多かった。 まるで、今も誰かがココに住んでいるくらいの生活感がまだ残っていた。