海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】

―――
―――――

あの人とは始めたばかりのバイトで出会った。


立花美香

それが彼女の名前で、美香は俺の二つ上の高校三年生だった。



黒髪で胸くらいまでの長さの髪、切れ長で決して小さくない瞳、高くスッとした鼻、薄い唇。とても、綺麗な顔をした人だった。


俺は初めてバイトで美香を見た瞬間恋に落ちた。


あっちからしたら俺は餓鬼だけど“絶対落としてやる”心の中で決心をした。


でも次のバイトの時には彼女は俺のシフトの時間にはいなかった。


バイトでしか美香と接点が無い俺は内心焦っていた。


彼女はもうバイトを辞めてしまったんじゃないか・・って。


俺は思い切って店長に聞いてみた。