海の恋人 ~人魚姫×最強総長~ 【上完】



や・・・べぇ・・・


俺の意識は限界が来ていた。


「こいつ意識なくなりかけてんぞ!」


男がそう言うともう一人の男はニヤニヤしはじめた。


「じゃあこれで終しまいにしましょうか~♪」


そう言って鉄の棒を持ち、俺に思い切り振り落とそうとした時だった。


「やめてぇ!!!!」



女は今までで一番大きな声で叫んだ。


ゴロゴロ・・ドッカーン!



叫んで数秒もしないうちに雲は荒れ始め、大きな音と共に海に雷が落ちた。


「なっ・・・なんだ!?」



男達は俺を殴るのを止めて呆然とその光景を見ていた。



女は声を出しながら泣いていた。



女が泣けばなくほど海は荒れていた。