『チョコもらうなんて、モテるねぇ。私と別れてあの子と付き合えばいいじゃん?』
『さえ~そんなこと言うなよ~。オレが好きなのは、さえ…』
『ウザい。』
「…って流れになるんだよ!いつもは」
オレは学食で昼飯を食いながら、友達にグチる。
「ノロケなら他所でやれ」
「え~聞けよー」
友達はハァと大袈裟にため息をついた。
オレはさえのことを考えるのに必死で、友達のため息も耳に入ってこない。
あれは…怒ってるよな?
どこに怒りポイントがあったんだろう?
授業中、ずっと考えてたけど…わからなかった。
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