普通に話すし、二人で出かけたりするし。



弟のようであり、子供のようであり、ペットのようでもある



孝之は外資系の会社に勤めていて、いつも忙しいから必然的に遊馬君とは仲良くなった。



もしかすると、孝之と過ごす時間より遊馬君と過ごす時間のほうが長いかもしれない。




遊馬君は私を“優美さん”と呼ぶ。



見た目はいい男、性格は甘えた。



こんなに良い男なのに…勿体ない。



よくもこんなかわいい子が孝之についてきたと思うけど、遊馬君はとりあえず孝之が大好きらしい。



この奇妙な生活を2年半以上しているのに、未だに遊馬君は孝之に対して、甘えたり、些細なことに嫉妬してみたりと忙しい。



孝之はこんな風に表情がころころ変わるかわいらしい子が好きなんだ。

とか、自他共に認めるクールな私は思い、意外な感じもした。




こんなふうにして我が家は構成されている