「んでお前らなんでうちの前にいるんだよ?」 そう聞いた瞬間一平たちは眉を下げた。 「草宮家にお願いがあるんだ…」 「お願い?」 「葉月がちょっと落ち込んでいるんだ…」 「は?」 話を聞くと葉月は最近プロが審査員の料理コンテストに出たらしい。 葉月はすごいやる気満々だった。