この場所で過ごして final




9月1日 始業式


あたしは学校に向かっている。


もちろんいつも通り遅刻ギリギリ。


ついに2学期かー。


3学期は高3は登校すらないからなー。


そんなことを考えながら学校の前まで着いた。


すると門の前で見覚えのある人がいた。



「……湯山くん?」