「はは…!」 草宮は突然笑い出した。 「何!?」 「偶然ってすごいな」 「へ?」 すると草宮はあたしに小さな箱を差し出した。 高級チョコの箱だった。 「乃香に渡したかったんだ…」 「草宮…」 「受け取ってくれ」