「お兄ちゃん、あたしお兄ちゃんに会えてよかったよ!」 「そっか、それはよかったぜ」 俺は女子供の頭をくしゃくしゃと撫でた。 「んじゃあたしもう帰らなきゃ」 あ… そういえばここはどこなんだ。 「なあ…」 女子供の姿はなくなってた。