「小春さん、ありがとうございます!」 「べ…別に…!」 小春さんの顔は赤くなっていた。 「さて待つのだるいし千景強制的に起こして帰る」 「え」 「今日は迷惑かけたわね、じゃあ」 「さようなら…」 小春さんはそう言ってすぐに不審者を叩き起こした。 不審者はちょっとつらそうだった。