蓮見は呆れたようにため息をつく。 「…フリーターにでもなるの?」 「そーですね」 「大田まあまあ頭いいのにもったいないよ」 「でも進路決まらないし…」 だからといって興味ないことを勉強したくない。 そして後悔するだろう。 後悔することだけは嫌だ。 「そーだ、今度ジャズの演奏会を学校で聞くらしいよ」 「え!?」 あたしが反応すると蓮見はニヤッと笑った。