そんな時、医師の補充があることになり、約3年後に出産が再開となった。



でもスタッフも足りない、物品も古くなってる。


他にも問題は山積み。



その後も病棟が小児科と合併して、スタッフが大幅に変わったり。



次から次へと色んなことが起きている。



今は新しい助産師を迎え、みんなで新しい自分たちのスタイルを作ろうと、奮闘中。





ここまでが、現時点での、私の職業人生。



今までに、なんでこの仕事を選んだんだろう、この仕事をしなければ、こんな苦労はしなくて済んだと何回、何十回も思った。



でも、そんな思いは私だけじゃないと思う。



誰でも、どんな仕事でも、感じたことはあるんじゃないかな。




私は、看護学校を受験したこと、助産師を目指したこと、今の病院に就職したこと、すべて予定外のことだった。



子どものころには想像もしなかった道に進んできた。



もちろん分岐点では、自分で考え、決めてきたから、後悔はしてないけど。




何かの力で導かれ、今がある気がする。