「おはよう!」 「えっ?あっおはよ!」 「今日も寒いねぇ~」 気になる君の笑顔。 こうやって君と自然に話せるようになっただけでも奇跡だというのに、まだ物足りないなんて、贅沢すぎやしないか? 君の笑顔にくぎ付けになっている俺に、君は不思議そうな顔をする。 「何かぼーっとしてない?まだ寝てんの?」 君が俺の顔を覗き込む。 ――その上目遣いは、反則です。 「――何でもねーし!」 俺は見られるのが恥ずかしくなって、照れ隠しで君の頭をくしゃくしゃと撫でる。