もし周りにうつ病で苦しんでいる人がいるなら
少しでも力になりたいと思うのであれば
以下の私なりに考えた対応方法に気を付けてそばにいてあげてください。

うつ病だと知っても特別扱いはせず、今までと変わらず付き合ってください。

一見元気に見えても、うつ病と診断された事によって劣等感を抱きます。
ただ甘えているだけなんじゃないかと自分を責めています。

情緒が不安定になり、感情の起伏が激しくても何も言わずそばにいてください。

全てに自信がなくなり、生きているだけで害になっていると思い込んでいます。
ネガティブな発想しかできなくなり何度も自分の存在を確認したくなります。

「死にたい」と言ったときは無理に制止せず、
「必要だ」と何度も伝えてください。

「死にたい」と訴えている時は、
自分は存在してはいけないんじゃないかと不安になり
生きる理由を見失っているときです。

それが「死にたい」という言葉に隠されています。

言葉に発しているときは本気で死のうと行動にうつすことはありません。
自分の存在理由の確認行為です。

決して頑張れと言わないでください。

本人は、何もしたくなくて何もできなくて
その状況に甘えているように見えますが、決してそうじゃなく
その状況に焦りを感じています。

決して本人を否定しないでください。

少し回復してくると行動を開始します。

何か新しい事を始めたり、仕事に行き始めたり
一番危険なのは、回復している途中です。

何か一つ些細な事でもキッカケがあると一気に悪化してしまいます。
その結果、ODやリストカットといった自傷行為に走ってしまう事もあります。

本気で死のうと決めた時は、誰にも制止はできません。
突発的にくるので周りの人達は「自分にもっと何かできたのではないか」と
自分を責めるでしょう。
けれどそれは、間違いです。

本人は最後に「死」へ救いを求めたのです。