愛してる。

妊娠30週目

あっという間に夏が来た。

あたしはというと腰痛に悩まされてる。


「紗月、マンション空き見つかった」

赤ちゃんが産まれたらあたしは
皇雅と一緒に住む予定


「そっか。」
「契約済んだし着替え以外はもうあっち運ぶな？」

サラリーマンの皇雅はまさしくパパって感じがした


「うん、ありがとう。
ごめんね、全部任しちゃって」

「いいって。な？」




そういって皇雅は優しいキスをくれた。