3日後
「美月~っ紗月~っ
ただいま~っ」
きもちわるい程のハイテンションなお母さんが帰ってきた。
もちろんお父さんと共に。
「お母さん、話あるんだけど……」
あたしのトーンを察してか少し真剣な顔になった
「紗月の部屋いこっか」
「あのね………………
あたし………
妊娠したの………………。」
目を見開くお母さん
「一昨日、お姉ちゃんと病院いってきた」「相手は?皇雅くんなの?」
その問いにふるふると首を横に降ったら
わけがわからないとでも言いたげな顔をされた。
「あの、ね……………」
思い出すと苦しくなる。
涙が溢れだした
「……レイプ、されたの……………」
そういうとお母さんは優しく抱き締めてくれた
「……ごめんね、辛かったね
一緒にいてあげられなかった………」

