シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~

夕利の後を付いて行き、彼女の行きつけの洋食屋さんに入った。



オフィス街の近くにある店とあって、制服姿のOLやスーツ姿のリーマンで店内はいっぱい。



後数分、入るのが遅れたら、待たされるトコだった。



運良く、待たずにテーブルに座った。



「お疲れ…。で、面接はどうだった?」


「え、あ…」



人事部長さんが私たちのグループの集団面接したけど。


私の名前を聞いて、興味津々な目つきで終始見つめられていたのが印象に残った。