シークレット・シェアリング～同居人は先輩社員～

「しばらくは俺とお前のふたりっきりってコトだ…」



「えっ!?」


サクヤさんの言葉に私の心臓が不規則になり、急激に鼓動が踊り始める。



「赤くなって…期待する前に…渡すモノがあるでしょ?」



「私は何も期待なんてしてないわよ!!」



「まあ～俺は困ってないし…タマが欲しいなら…いつでも来いよ」



サクヤさんは私の顔に顔を近付けてくる。
いきなり…キス!!?


私…お金渡してないけどーーー・・・


「何!?」


サクヤさんは触れそうで触れない微妙なキョリで唇を止める。


私の方が顔を離した。