俺と珠希は出社。



いつもの日常を過ごしていた。



でも、社内での珠希の様子は見ちゃいられなかった。



斜め前に座る川元に怯える毎日。


俺も平静を保ちながらも、心の奥底は怒りのマグマがぷつぷつ、煮えたぎり、今にも噴き出しそうだった。



川元を憎む負の感情でいっぱい。



恐ろしい感情までもが俺の心に湧き上がった。



それは川元に対する…殺意。