「海塚お前…。佐久間から顧客管理まで、任されているらしいな」



「え、あ…はい」



「…お前、どうやって…一匹狼だったヤツの心を開かせた?」



川元さんは自分のデスクを立って、私のデスクに近づいてくる。



私は危険な予感がして、椅子から立ち上がって、逃げようと踵を返す。



「待てよ…。お前…佐久間とのコト、上司にバラされたいのか?」



「それは・・・」



川元さんは私を脅しにかかった。