シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~

まだ、パーティ会場に入って、数分のはず…



「出てきちゃっていいの?」



「取引先には挨拶した…。元カレともっと話したかったのか?」


郁弥と私は足早に会場を後にした。



階段を下りて、向かった先はホテルのフロント。


郁弥は部屋をとり始めた。



「!?」


フロントで手続きを済ませて、カードキーを受け取った。



「泊まるの?」



「部屋に戻っても、烈さんがいるし・・・」


「・・・」