シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~

「人のモノになって、昔の女がよく見えるのか?」


私たちの間に、郁弥が割り込んできた。



「お前は!!?」


「珠希は俺の女だ」


郁弥は私の肩をグイッと抱き寄せて、雄太に私たちの仲を見せつける。



「だから、復縁はない。諦めろ!」


郁弥はギロリと睨みを利かせて,雄太を怖気づかせた。



「行くぞ…。珠希」