シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~

私は懸命に昨日の夜の記憶を手繰り寄せようとするけど、痛む頭がいっそズキズキして来て、断念。



「言っておくけど、何もしてねぇから~」


「え、あ…」


「俺はこういう者…」


彼は私に名刺を渡した。


「出張ホスト『ヴィーナス』サクヤ」


「そっ…これは副業だけど」


「・・・」


「金出して俺を買ってくれたら…キスもそれ以上もするけど。どう?」


「・・・」