「あなたが出張ホストのサクヤ」



「そうだけど・・・」



元同期だし、俺はそのまま部屋に入った。



「副業は…」



「…『シーナ』の給料だけでは、生活が苦しいんだ…」



俺はある人に金を借りて、海外留学。

その金の返済にホストで稼いだ金をあてていた。



俺は戸惑いを隠せない新井を抱き締める。