会社を休んで、部屋探し。



私は着替えを取りに、部屋に戻った。



「あれ?」


玄関先には見慣れない靴。



リビングに行くと、烈さんがソファーに座って、カメラのレンズを磨いていた。



「うみたまちゃん?」


「お、お帰りなさい…烈さん」



見ず知らずの私に部屋を提供してくれた主人にお帰りの挨拶。