気まずい雰囲気の朝。



二人で食卓を囲むけど、会話がない。



手の届く場所に佐久間さんは居るのに、

互いの心の距離は遠いーーー・・・



「・・・」


夕利とこれからも仲良くしたいけど、それ以上に、佐久間さんとの仲を修復したかった。



「叩いたりして、ゴメンなさい」


「・・・叩かれたのは、久しぶりだ…」


「佐久間さん・・・私はあなたを為を思って?」


「俺の為?」


私は彼に変わって欲しい。