川元は俺と正反対に愛想が良く、女子社員から慕われた存在。



別に、仕事を適当にしかしない課の女たちに嫌われていようが、どうでもいい。


俺と川元は同期。



入社したての頃は、仲がよかった。


同期全員が仲のいい感じで、週末はよくみんなで集まって飲んでいた。


課にはもう一人、同期の女がいた。


たまたま、残業で俺たちは3人は一緒の帰路に。


真っ直ぐに駅には向かわず、居酒屋で飲んでいた。