一通り、学校へ行く準備が整い自分の部屋で
ごろごろしていると・・・。
ポッケから、携帯のバイブがヴーヴーッとなった。
『メール?』
ポッケから、携帯を取り出し開くと、
『・・・え』
画面に写ってたのは、なんとチェーンメール。
なんで、送ってくるの。
こんなの、嘘にきまってんじゃん。
あー嫌だ嫌だ。何が、【★これを3人に回せば恋が叶うヨ】だ。
携帯を、光の速さでベッドに叩きつけ私はそのまま目を瞑った。

『そんなんで叶うんなら苦労しないっての・・・』
唇をぎゅって噛んだ。
それも固く、・・・固く。
これまで、何回片思いしてきたか。
気持ち伝わるかなって頑張った、あのバレンタインデーだって。
結局は、水の泡。
だから、イラッてきた。

私は、携帯を取った。
そして、チェーンメールを3人に回した。