「で、龍希くんを含めた5人組のグループ作ろうと思って…」 「へ?5人?俺以外に?誰??」 龍希くんは、きょとんとしてあたしに聞いた。 「はいッ!実は、兄弟でグループを組もうかと…」 「兄弟って、あいつ等?」 「そうです。だから今日話をつけようかなと思いまして…」 「そっかぁ、みんな呼んでこよっか?」 「え?いいんですかね?」 「いいって、いいって」 そういいながら、龍希くんがポケットから取り出したのは4個の携帯電話 金持ちだ。 まぎれもない金持ちだ。 すげぇ