確かに昨日の放課後は、まだまだ出番が来ないんなら花壇の世話をするって言って、リョクは劇の練習に参加していなかったんだ。


興味は湧くかもしれないよね。


「そだよね。
最近、こんな風に穏やかにクラブの仕事に専念出来るのって、この早朝以外にはないよね。
僕がリョクに無理に入ってもらったのに、あんまりできてなくてゴメンね。」


ちょっと、最近心苦しかった事を良い機会だから謝っておく。


だって、メインの僕が抜けちゃって全部リョクに押し付けた形になっちゃってるんだもの。