「ま、いいか。
それより、ミキ。
腹減ってないか?
俺の作った炒飯で良かったら、食べないか?」


リョクのその提案は、タイミング良く鳴った僕のお腹に大賛成で迎えられて。


僕達3人はリョクの作ったすっごく美味しい炒飯を食べて。


そして僕はリョクや、リョクのお父さんから色んな国の話や、森の話なんかを聞きながら。


楽しい午後を過ごした。






そんな風にして、色々あった僕の初めての山登りは穏やかに幕引きを迎えたんだった。