花は野にあるように

「お前はこの先、どうしたって変わってしまうんだ。
怖がってばかりじゃ、先に進めなくなっちまうぞ。」


わかってるよな、とリョクは僕に聞く。


わかんないよ。


どうして僕が変わっちゃうの?


リョクが僕を変えちゃうの?


ふるふると首を振って、僕はやだって伝えようとする。


「そうじゃない。お前を変えてるのはお前自身だよ。」


え?



僕が?



どう………して?