僕がそう訊ねると、リョクと真知子さんはちょっと困ったように顔を見合わせた。
「うーんとね?
アレを要らないものには出来ないの。
だってね?
特効薬なんてないんだから、症状を緩和する薬は必要でしょ?
風邪を治すことは出来なくても、身体を楽にしてくれる薬は必要とされないかな?」
ちょっと考えながら、真知子さんがそう言ってくれる。
ああ。
そうか。
そうだよね?
風邪って言う病気を直接やっつけてくれる薬じゃなくってもいいんだよね?
「あの手の薬で症状が緩和されりゃ、飯を食うだけの気力も戻るし、飯を食えば体力戻るからな。」
「うーんとね?
アレを要らないものには出来ないの。
だってね?
特効薬なんてないんだから、症状を緩和する薬は必要でしょ?
風邪を治すことは出来なくても、身体を楽にしてくれる薬は必要とされないかな?」
ちょっと考えながら、真知子さんがそう言ってくれる。
ああ。
そうか。
そうだよね?
風邪って言う病気を直接やっつけてくれる薬じゃなくってもいいんだよね?
「あの手の薬で症状が緩和されりゃ、飯を食うだけの気力も戻るし、飯を食えば体力戻るからな。」



