「それからね?
本当の説明なら、薬を出して終わりなんじゃなくって、まずは薬を飲むかどうかから聞かなきゃいけないでしょ?
大体、風邪に効く薬なんてないんだし。」
リョクと真知子さんが、かわるがわるに言う。
その内容を数瞬かかって理解した僕は、タイミングを外した感じの声を上げた。
「………え?
風邪薬って存在しないの?」
薬局でもあんなに沢山の種類が売られているのに?
でもって、風邪っていう病気はないって!
「え?
じ、じゃあ、あの風邪薬達とかの存在は?」
存在しない病気の薬なんだったら、要らないって事なの?
本当の説明なら、薬を出して終わりなんじゃなくって、まずは薬を飲むかどうかから聞かなきゃいけないでしょ?
大体、風邪に効く薬なんてないんだし。」
リョクと真知子さんが、かわるがわるに言う。
その内容を数瞬かかって理解した僕は、タイミングを外した感じの声を上げた。
「………え?
風邪薬って存在しないの?」
薬局でもあんなに沢山の種類が売られているのに?
でもって、風邪っていう病気はないって!
「え?
じ、じゃあ、あの風邪薬達とかの存在は?」
存在しない病気の薬なんだったら、要らないって事なの?



