花は野にあるように

診察台のベッドの上で半身を起こした不思議な格好のまま、僕は真知子さんを見上げながら宣言するように言った。


だって。


今までクラスのみんなと、今日まで頑張ってきたのに。


それを僕の所為なんかで台無しにしてしまいたくないよ。


そんな想いを込めて、ジッと真知子さんを見ると、真知子さんは楽しそうに大きな口を開けて笑った。


「あはん。
なるほどね?
ミキちゃんの決意は堅いわけだ?
んんんん〜。
じゃ、ミキちゃんに診療方針決めてもらおっか。」


楽しそうな笑顔のまま。


真知子さんは、そんなとんでもないことを言い出した。