花は野にあるように

そっか。


おんなじタオルが2つあれば、僕の血を吸った方はその分だけ重くなるんだ。


「………リョクってすごいや。」


あんなにみんなが慌てている中で。


僕なんか、自分の事なのにただボンヤリしているばっかりで、一体何が起こったのかも良くわかっていなかった位だっていうのに。


なのに、そんな中でリョクは後でどんな事をしなきゃいけないのか、先の事を考えて行動していたんだ。


僕はその事に改めてリョクを尊敬した。


「ホントにすごいよ。
僕、リョクが居てくれなかったら何をすればいいのかもわからないよ。」