「あっ!思い出した!生徒会だ」
「生徒会?」
「そうだよ。確かこの間の集会で前に立ってたやつだ。女子達が『神木く~ん!』って言ってたから覚えてる」
少し声まねが入ったがそこは気にしない。
「お前も…って、知る訳ないかぁ。いっつも寝てるからな~。何でいっつも先生はお前を注意しないんだろうな?お前ほど不真面目なやつ他にいないだろ。喧嘩はするわ。いつでも寝てるわ。勝手に帰るわ…」
黙っていると勝手にいつまでも話し続けるので、冬夜は適当なところで口を挟む。
「何年何組かわかるか?」
「ん?え~と、2年4組だったかな?」
龍を一つ上だと思っていた冬夜は心の中で驚いていたが、表情には出さなかった。
「他に何か知ってることは?」
「そうだな…、常に学年トップの天才。運動は出来るし、ルックスもよし。それに…純血のヴァンパイアの家系の一人息子だから家柄も最高。他にもいろいろあるけどこんなとこかな~。他に質問は?」
すらすらと出てくる言葉達に唖然としてしまった。

