大ッ嫌いで大好きで



次は小鳥の番。

けれども、隠すとかじゃなくて、本当にいないなら仕方がない。

と、言うことでとうとう私の番がきた。

「で、でっ?和奏は誰なの?」

迫ってくる魅麗(笑)

「和奏は勿論アイツだよねー」

「だよね!アイツしかいなでしょ!」

小鳥と夏奈が二人で言っている。

美音は私をみるだけ。

なんも言わない。

って言うより、何か言おうとしてるけど言葉を飲み込んでるように見えた。

「アイツって誰だしー!!」

私はわざと言った。

「しょーがないなっ。言って欲しいんでしょ。アイツだよ!か・み・む・ら」

ブブッー。飲んでたミルクティー吹いてしまった。

「きったなーい(笑)ってことはあってるんだ!」

夏奈が言った。

「う、うん…」

「あれ?和奏って他の人が…」

そう、いいかけた魅麗に

「うーん。なんか、神村って酷いけど結構楽しいんだよね…なんか、笑顔になれる」

って、誤魔化した。

「なにそれ超ウケるんだけどー」

小鳥が言った。

「なんか、そんな感じがした!!爽乃、神村好きなんだ♪まぁ、頑張れ」

美音に言われた。

「えぇー?バレてた!?」