大ッ嫌いで大好きで



その日の帰り道。

「和奏、今日遊べる?」

「夏奈と遊ぶのー?いいよ♪」

こうして、夏奈と二人で遊ぶのかなと思い、家に帰って着替えてコンビニの前に行くと、いつもの奴等がいた。

メンバーは、私、魅麗、美音、小鳥、夏奈 だった。

「皆、来んの早っ。今日は何して遊ぶの?」

「うち的、ここで恋バナしたーい」

魅麗が言った。
皆も賛成し、遂に恋バナスタート♪

「じゃんけんしよ!じゃんけんして負けたひとから順番に言おう!」

結局、そのルールを作った夏奈から言うことになったら。

「えぇー。なんでうち…うちは、好きって言うか、格好いいって言うか愁…かな。」

「しゅう?えー。そうなんだ!」

私と魅麗と小鳥は愁と小学校は違うけど、幼稚園一緒だし、私と魅麗は同じクラスだったから分かる。

夏奈と美音は愁と同じ小学校だった。

…まぁ。かぶらくて良かった。

次は魅麗。

「うちは、好きって言うか、実際話したことはないどメールしてるよ!」

「えっ。この学校じゃないの?」

「ううん。2組!名前はね、崎島だよ。」

「まぢ?うちらと魅麗のクラスに挟まれてんじゃん(笑)崎島ね!探しとこー。」

美音が魅麗のメールの相手に興味津々だった。

そりゃぁ。なんか、突っ込みたいよね。

違う中学ならまだしも、同じ学校でとなりのクラスで喋ったこともないのにメールしてるとか、不思議だわ(笑)