キーンコーンカーンコーン…

五時間目始まりのチャイムが鳴った。


五時間目が始まってから少したった頃…

痛ッ…

ものすごい痛みが頭を襲った。


なんだろう?最近疲れてんのかな…


そう考えながらも頭が痛すぎて
授業なんて聞けなくなってると


「えー。じゃぁ、この問題天宮さん解いて」


いきなり指された

えっ。私?
んなもん、頭痛くて聞いてなかったよ


「分かりません。てか先生。
頭痛いから保健室いってもいいですか?」


数学の先生は少し考えてから

「我慢できないんなら行ってもいいよ」

そう言った。
我慢出来なかった私は保健室に
行った。

でも、これがまた、
あの最悪な日々の始まりだった…

そして、私の心が揺らぐことになる…

''好き''の二文字が頭を離れなくなる…