そう、思って俯くと…
…シュッ
真っ赤っかな私の顔に霧吹きで水を掛けられた。
斜め後ろを振り替えると江藤がニヤニヤしながら見てきた。
「なにすんのよ」
そう言って睨む。
「フフッ…そんなに太一好きかぁ?」
…げっ。やっぱりバレた?
「べっべべべっつに好き…じゃないし」
あぁ!!失敗、噛みすぎ私(怒)
江藤は相変わらずニヤリしながらふぅんって相槌を打ちながら私にこう言った。
「そんなに好きならこれで癒してやるよ!!」
江藤がニヤッと笑うと顔面に水がかかった。
「うわっ。最悪」
超最悪超最悪。
「ハハッ!江藤お見事」
江藤の後ろから顔を出してきて
そう言った神村。
