「和奏、想いよ届けっ」 私は頷いた。 でも、井雲はこちらを ちらりとも見ずに止まったまんま 首をかしげていた。 「じゃ、じゃぁ、それだけ…だから 皆またねー」 そういって皆に手を振った。 「バイバーイ」 そして、皆帰っていった。 +++++++++++++++ って、ことがあったから 井雲とは少し気まずい関係に なっていた。 はぁ。もともと気まずい感じだったのにさらに悪化しちゃった…