ふふん。うちが誘いたい人
それは…
「井雲にしよーよ!」
誘ったにはちゃんと訳がある。
卒業してもまだ喧嘩っぽいままだから仲直りがしたかった。
「分かった。井雲だけでいいよね?」
「うん♪」
それから、三人で
井雲の家に向かいベルをならした。
…ピンポーン
「はぁーい」
井雲のお母さんがでた。
「あっ。えっと、琉くんいますか?」
私が言った。
「ちょっと待ってね。琉ー
女の子呼んでるよ」
「えー。女?なんでたよ」
奥から声がしたと思ったら
井雲が出てきた。
「あぁ。お前らか。何か用?」
そして、魅麗が答えた
「今日暇?」
